/ リクエスト
ソクワン寺
 こんにちは。
 視聴者の皆さんのリクエストに喜んでお答えするこのコーナーですが、はい、今日は、日本の坂本克史さんのリクエストにお答えしようと思います。
 先日、坂本克史さんは、こんな内容のメールを送って下さいました。
 「今日はキリスト教会で金日成主席生誕110年、金正日国防委員長生誕80年のよき年が幸せな1年になることをお祈りしました。
 朝鮮にも教会や神社、仏閣はあるのでしょうか。
 もし教会があるのでしたら行ってみたいです。教えてくださると幸いです」
 はい、朝鮮にもピョンヤンや地方の各地に教会とお寺があります。
 訪朝客は自分の意思どおりに、教会やお寺に行って祈祷を捧げることができます。
 では、朝鮮について多くのことがお知りになりたい視聴者のみなさんのためにお寺のソクワン寺について簡単にご紹介しましょう。
 ソクワン寺は、カンウォン道コサン郡にあるお寺です。コリョ、高麗末期の1386年に初めて建てられ、その後、1392年から1910年までの朝鮮封建王朝時代を経て、多くの建物が増設された、50以上の大小の建築からなる大規模なものです。朝鮮の歴代のお寺の中で一番規模が大きいものの一つとして、コリョ末期から朝鮮封建王朝時代に至るまでの朝鮮民族の優れた建築術を総合的に見せる貴い文化財です。
 1950年から1953年までの祖国解放戦争の時、米軍の野獣じみた空爆によって、ソクワン寺の建物の殆どが瓦礫と化しました。
 共和国の民族遺産保護政策によって、チュチェ108(2019)年にソクワン寺は元通りに復元され、民族の貴い文化財として末長く伝えられるようになりました。






復元されたソクワン寺の一部

 朝鮮ではソクワン寺を始め、寺院や教会がよく保存・管理されています。