実用性のある魚類選別機
研究チームは養殖の世界トレンドに合わせて、朝鮮式の魚類選別機を開発する目標を立て、研究を進めて来ました。

「稚魚のときから体長別に選別を良くするのは、魚の生存率を高め、産量を増やすためのポイントの一つです。すでに出ている技術書を詳しく分析し、調査した上で研究チームは、体長別に魚を選別する篩に着目し、みんなで英知を出し合って新しい物をつくり出しました。
シミュレーションなどを通じてそのメカニズムを最良化し、篩の間隔を自由に調整できることで、異なる体長や年齢、魚類をすべて選別できるメカニズムを思いつき、能率の高い魚類選別機を完成しました」
この選別機を複数の育苗事業所に取り入れた結果、省力と時間短縮、それに選別の効率は99.99パーセントに引き上げるとのことでした。
前の選別機よりコストが大幅に下がり、つくりが簡単で運転が便利な新型の選別機は、第35回全国科学技術祭典で高く評価されました。