ファンジュ・キンドゥン水路
ファンジュ・キンドゥン水路はファンへ北道に建設された数十キロに及ぶ自然に流れる方式の農業用水路である。朝鮮の大規模な自然に流れる方式の水路の建設歴史で６番目のものである。昨年１２月に竣工した。
水資源の足りないファンジュ・キンドゥン平野と周辺地域の灌漑用水を引くため、チュチェ１０９（２０２０）年６月に工事が始まった。
水路の完工により、ヨンタン湖の豊かな水でファンジュ・キンドゥン平野とヨンタン郡の広い耕地を充分潤すことができる。
国の穀倉地帯であるファンへ北道のファンジュ郡とヨンタン郡は、自然の気まぐれにも微動だにせず、安全な収穫を出す豊饒な大地に変わった。
また、新しい大規模な灌漑システムの構築により、毎年、揚水動力に費やされた多量の電力と揚水設備を使わずに穀物と野菜、果物の生産を増やせる土台が築かれた。
灌漑システムの完備を農村振興の要の国家重大事と見なす朝鮮労働党の意図通り、ファンジュ・キンドゥン水路が建設され、国の西部地区にまた一つの巨大な灌漑網が形成された。