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インターベンション治療法を活用して
 今、医科学の急速な発展は臨床分野に変化をもたらしています。
 先端技術の導入によって外科分野ではインターベンション治療で患者の痛みを和らげ、治療効果も高めています。
 近年、キムマンユ病院の血管造影治療科の医師たちは医療ケアで注目に値する成果を収めています。
 キム・オクキョン医長に言わせますと、血管造影治療は世界的にも血管外科領域の殆どすべての疾病に適用されているとのことでした。
 「キムマンユ病院が血管造影を取り入れて、はや、40年になりますが、その間、毎年、500人以上の患者を確実に診断することで心臓外科と脳血管のオペに大いに役立てました。
 その過程にインターベンション治療も発展しています。
 これまで心臓弁膜の疾病は外科で必ず、胸部と腹部を切開し、全身麻酔をして体外循環させる方法が定説となってきましたが、血管造影学的に画像を誘導して簡単に治療する方法を編み出し、先天性心臓病のオペもインターベンション治療法で切り開きました」
 久しい前から病院の医師たちは先進レベルの血管疾病の治療法を確立するための研究を深めてきました。
 最新の医学書を深く検討し、新しい治療法の糸口をつかんだ医師たちはシミュレーションの実験を重ねました。
 人誰もが現代医学の恵みを受けるように、これを本来の任務と見なして心を合わせました。
 ついにここの医師たちは朝鮮人民の体質に合わせて切開せずに済むインターベンション治療法を確立しました。
 これにおごることなく、血管疾病の治療で重要な臨床技術を一つ一つ完成して行きました。
 その日々、脳血管と心臓血管の疾病治療のため開発され、導入された10余りの医療用の材料と機器もここの医師たちの献身的な努力によるものです。



 病院の医師たちはすでに収められた成果を踏まえて、治療範囲を拡大し、複数の価値あるオペ法を次々と完成しました。
 今は心臓血管と脳血管系の疾病の他にもインターベンション治療法を活用するための研究に引続き力を入れています。