朝鮮労働党
朝鮮労働党中央委員会の委員、委員候補が出席しました。
党中央委員会の各部署の人と各省、中央機関、道級指導的機関と各市、郡、重要工場、企業の責任者、重要な関係部門の人がオブザーバーとして出席しました。
党中央委員会政治局委員からなる執行部が構成されました。
党中央委員会政治局は
総会では次のような議案が上程されました。
第1に、2021年度の主な党及び国家政策の実行状況の総括と2022年度の活動計画について。
第2に、2021年度国家予算執行状況と2022年度国家予算案について。
第3に、わが国の社会主義農村問題の正しい解決のための当座の課題について。
第4に、党規約の一部の条項を修正することについて。
第5に、党中央指導機関メンバーの2021年下半期の党の組織・思想生活の状況について。
第6に、人事異動
総会は上程された議案を全会一致で承認しました。
総会は第1議案の協議で、朝鮮労働党中央委員会政治局常務委員会委員のキム・ドクフン内閣総理の報告と部門別の発言を聴取しました。
党大会で示された社会主義建設の新たな実践綱領に則り、緊張して奮闘した張り合いのある2021年は、厳しい難関の中、社会主義建設の全面的発展に向かう巨大な変化の序幕を開いた偉大な勝利の年だというのが、党中央委員会が下した総評です。
党中央委員会の今年の総体的な目標と志向は、第8期第2回総会で示された課題を無条件実行して、人民が待ち望み、歓迎する実際的な変化、実質的な成果をもたらすことでした。
党が最も重視する農業部門で評価に値する成果、自信を持たせる目立つ進歩が遂げられました。
総会は
党中央委員会が今年、人民の前に出した注目すべき成果は、計画した膨大な大建設の課題を力強く推進して朝鮮式社会主義の躍動する発展ぶりと底力を大いに誇示したことです。
人民経済の動力供給を受け持つ電力、石炭工業部門で生産に励んで経済全般を活気付いて牽引し、建材工業部門と機械、採掘、林業、陸海運輸、鉄道運輸部門で国家的建設と生産的高揚を裏打ちしたことを始め、今年の計画達成で前向きな改善と実績が成されました。
経済部門で計画規律が確立され、経済指導幹部の活動気風が著しく改善されたが、これは今後、経済と国家活動をさらに強力に前進させる保証となります。
社会主義にふさわしい生活と発展を目指す人民みなの共通した思想意識がさらに強烈になり、集団主義の威力が実践で高く発揮されました。
党中央委員会は今年の活動で新たな革新、大胆な創造、絶えざる前進を遂げようとの気運が優勢に表れ、党の組織規律の強化、党決定の実行のための党風の確立で転機を迎えたと評価しました。
内閣を始め経済指導機関で経済活動に対する国家の統一的な指導と統制を強め、経済管理方法を改善するための試みが積極化し、社会主義法律制度の完備がさらに深化し、法秩序が強まって経済発展と人民生活の安定を保証する上で実質的な進展が遂げられました。
国防工業部門で正確な発展計画の下に先端兵器システムを連続的に開発し、われわれの軍事力が先進的で近代的であることを大いに誇示したのは、今年の成果で極めて重要な位置を占めます。
党大会が開かれた今年、多くの青年が困難で骨の折れる部門に勇躍志願し、感動を呼ぶ美徳、美風の持ち主に育ったことを始め、青年の勢いがすこぶる高まったのは刮目に値する政治的成果です。
党中央委員会は今年の成果を評価し、極めて困難な環境で経済を安定化できる方法、自力で生きられる方法を一つ一つ積極的に見出して実行していること、これが経済発展での頷ける点で、この過程がそのまま全面的な国家発展に向かう朝鮮式社会主義の強力な前進の過程になると評価しました。
結語では、今年の活動での欠点と重要な教訓、その解決策が詳細に述べられました。
来年、わが党と人民の主な課題は、5ヵ年計画を達成するための確たる保証をもたらし、国家発展と人民生活ではっきりした改変を遂げて、国の歴史に栄えある1ページを印すことです。
社会主義建設の主たる部門である経済部門では現行の生産を活性化し、整備、補強をさらに力強く推進して国の経済を成長の軌道に乗せ、人民に安定し、向上した生活を提供するのに総結集しなければなりません。
結語では来年の基幹工業部門の重要な政策的課題が具体的に示されました。
結語では人民の食衣住の問題を解決する上で画期的な進展を遂げるための課題が重要なこととして示されました。
水産部門で魚の生産を増やし、養殖をよく行うと共に水産資源の増殖を着実に進めることを強調しました。
結語では採掘工業と林業、情報産業など他の部門でも当該部門を実質的に前進させ、国家経済発展に極力役立てるための課題が示されました。
そして、人民経済の物質的・技術的土台の整備、補強を強力に推進するための課題が詳細に示されました。
また、内閣の経済組織者としての機能と役割を強め、計画化の方法の改善を深化させ、経済活動を正規化、規範化の軌道に乗せることが強調されました。
結語では科学と教育、保健医療など文化分野を革新し、社会主義建設の全面的発展を推し進めるための重要課題が示されました。
また、出版報道部門とスポーツ部門で堅持すべき原則的問題と先進水準に引き上げるための大胆な開拓と活力に溢れる跳躍を目指すことが強調されました。
結語は非常防疫を国家活動の第1の順位に置いて些細な油断やギャップ、ずさんさも許さず強力に展開すべき最たる重大事と改めて指摘しています。
結語では党と国家、社会あげての反社会主義、非社会主義との闘いをより積極的に展開することと、法律執行機関の役割を高めて社会秩序と人民の安全を徹底的に保証するための課題、革命的な順法気風を立て、社会主義法律制度をさらに強めるための課題が示されました。
結語は多事多難な国際政治情勢と周辺の環境に対応して北と南の関係と対外活動部門で堅持すべき原則的問題と一連の戦術的方向を示しています。
また、社会主義建設の新たな勝利のための重大な課題を成功裏に実行するために革命の参謀部である党を強め、その指導的役割を絶えず高めるための課題を示しています。
総会は、第2議案の協議で、国家予算審議のための作業部会が検討して提起した2021年度国家予算執行状況と2022年度国家予算案を最終的に審議し、最高人民会議第14期第6回会議に提出することを承認しました。
総会は第3議案「わが国の社会主義農村問題の正しい解決のための当面の課題について」を協議しました。
そして、朝鮮労働党の社会主義農村建設の目標は国中の農村をチュチェ思想化し、物質的な面で裕福な農村にすることだとし、農業勤労者の思想意識水準の向上、農業生産力の飛躍的な発展、農村の生活環境の抜本的な改変が朝鮮式農村発展で達成すべき目標だと述べました。
報告では、社会主義農村建設の目標を達成するための偉業は巨大で深刻な革命であり、長期的で多面性を帯びた農村問題を成功裏に解決するためには、科学的な段階と目標を設定し、年次別計画に従って目的志向的な闘いを展開すべきだとし、今後、朝鮮労働党と共和国が堅持すべき中長期的な農村発展の戦略を示しました。
農村で思想、技術、文化の3大革命を力強く促すのは、社会主義農村問題の解決で最も重要な課題です。
報告では思想革命を力強く展開するのを農村の3大革命の遂行での優先的な課題として提起しました。
報告では農村で技術革命を力強く展開して、農業勤労者を知識型の勤労者にすることに触れました。
報告では農村文化革命の遂行で抜本的な改善をもたらすためには、農業勤労者の文化意識水準を高め、農村に革命的で健全で文化的な生活気風を確立すべきだと述べました。
報告では人民が何よりも解決を待っているこの切実な課題を成功裏に遂行する上で科学農業第一主義を一貫して堅持することに触れました。
また、朝鮮人民の世紀をまたがる宿望を近い将来に必ず実現しようとの朝鮮労働党の決心と意志を改めて表明し、朝鮮人民の食生活文化を主に白米のご飯と小麦粉の食べ物に変えることに国の農業生産を志向させるための方途を明らかにしました。
報告では農業部門の科学技術力を強める課題が重要な問題として取り扱われました。
報告では社会主義社会で農業生産の持続可能な発展を遂げる上で、指導と管理を改善することの重要性と原則的要求を強調し、国の農業生産全般に対する統一的で計画的、科学技術的な指導を強化し、郡協同農場経営委員会を基本とする朝鮮式の農業指導システムの優越性を発揚する上での現実的な方途を示しました。
党中央の構想はクムソン・トラクター工場を馬力があるトラクターと共に、いろいろな高能率の農業機械を生産できる総合的な工場に発展させ、主な農業機械工場と農業機械研究部門に投資を集中して、国の農業機械工業を完全に一新することだとし、その実現のための特別に重大な措置を取りました。
歴史的な報告では社会主義農村建設に対する党の指導を強化するのが重要な課題として与えられました。
報告では全党で社会主義農村建設に関する政策の実行状況を提起的に総括し対策を講じるシステムを立てて、農村建設の綱領が毎年、偉大な変革の実体として表われるようにすべきだと強調しました。
総会では
総会では決定書の草案作成のための作業部会でまとめた意見を最終的に審議し、決定「第8回党大会が示した5ヵ年計画の2022年度の課題をあくまで実行するために」と「朝鮮式の社会主義農村建設の偉大な闘争綱領をあくまで実行するために」が全会一致で採択されました。
総会では第4議案に対する党中央指導機関メンバーの前もっての充分な研究を通じて、党規約の修正案が、党の建設と活動を正規化、規範化する上で実践上の意義があると認め、党規約の当該の条項を修正することについての決定を全会一致で可決しました。
総会では第5議案を協議しました。
党中央指導機関メンバーの2021年の下半期の党の組織・思想生活状況についての資料が通報され、総括がありました。
総会では第6議案の人事異動が協議されました。
党中央委員会政治局委員、委員候補の更迭と補選、党中央委員会委員、委員候補の更迭と補選がありました。
5日間にわたり、革命的な熱意の中、行われた朝鮮労働党中央委員会第8期第4回総会は