金正恩総書記が朝鮮労働党第2回初級党書記大会で開会の辞を述べました
朝鮮労働党総書記で朝鮮民主主義人民共和国国務委員長の金正恩同志が2月26日、朝鮮労働党第2回初級党書記大会で開会の辞を述べました。
金正恩総書記は、まず、朝鮮労働党の歴史で初めての全党レベルの初級党書記の会合があってから5年間、朝鮮労働党の基層で誰よりも党と国家のために苦労して来た初級党書記に直接会って感謝の念を伝えるようになったことを嬉しく思う、党の政策実行の基本戦闘単位を受け持って、党の強化・発展と社会主義建設の力強い前進に極力寄与した誇りをもって大会に参加した初級党書記と、党大会と党中央委員会総会の決定実行のため奮闘している全党の初級党書記に暖かい戦闘的挨拶を送るとし、全党レベルの初級党書記大会を特別重視する党中央の意図について明らかにしました。
総書記は、党規約で初級党書記大会を5年に1回ずつ招集することにしたのは、党大会が示した闘争綱領の実現へと全ての初級党組織の活動を指向させるためだ、基層党組織の活動をしばしば評価し、総括してはじめて、全党の思想と行動の一致を徹底的に保障でき、これは朝鮮労働党の基層強化の重視の思想と全党の強化の路線、主体的な党建設と活動の要請に全く合致する、第8回党大会の決定は国の経済と人民生活を安定的な軌道に乗せ、わが国家第一主義、人民大衆第一主義を社会生活の全ての分野で高く発揮するための当面の戦略・戦術であり、朝鮮革命の将来をかけて必ず達成すべき至上の課題である、この責任あり重大な時代の課題の遂行如何は、全て党組織の役割、特に初級党組織の役割に最重要に関わっている、党中央委員会から基層組織に至るまで、全ての党組織が一つの思想と行動で動き、総出で奮起して活力に満ちて闘うならできないことがない、かつてなく厳しい環境の中で偉大な勝利を収めた昨年の闘争過程がこれを如実に立証していると述べました。
そして、我々が直面した挑戦と難関はこれまでより悪化したが、昨年、全党の党組織が覚醒し、発奮したので全般的部門ではっきりした肯定的な変化が起きたと分析し、特に、党中央委員会の決定と指示を無条件実行するため組織・政治活動を力強く繰り広げてきた初級党組織の役割が所期の成果をもたらした重要な要因となったと高く評価しました。
金正恩総書記は、党中央委員会は初級党の強化を党細胞の強化と共に全党の強化の2大課題として重視し、これに引き続き大きな力を入れている、第1回全党初級党委員長大会を起点に、初級党組織の活動に対する党中央委員会の指導がさらに細分化、具体化し、昨年の一年に限っても党中央が総会を始め、色々な機会に初級党組織の活動を改善するための方途を慎重に協議し、布置するなど、党の基層の強化に力を入れる活動を各面から行った、全党の多くの初級党組織が大きく成長し、その地位と役割が一層昇格され、活発になったが、発展する現実に追い付かない重大な偏向が表れた、活動の改善で得た経験を皆が共同で摂取し、誤りから教訓を汲み取るべきだと述べました。
続けて、この5年間の初級党組織の活動を批判的見地から総括し、著しく高まった革命発展の要請に即して、初級党の活動を改善し強化する上で要となる方途を探し出して、全党の初級党書記を武装させ、改めて覚醒させ、発奮させようというのが今回の初級党書記大会の重要な目的である、参加者の皆が高い政治性と自覚、はっきりした目的指向性を持って大会に臨んで、自分のところの活動状況を冷静に振り返り、優秀な初級党組織の経験と妙術を積極的に見習い、共有すべきだ、大会が全ての初級党の組織力と戦闘力、活動性を高める画期的な契機に、初級党書記の政治的・実務的水準を一段と引き上げる転機にすべきだと述べました。
金正恩総書記は、今大会が社会主義建設の全面的発展を収めるための新たな闘争段階の要請に即して、朝鮮労働党の基層組織を一層強化し、党活動を革新する上でまた一つの重要な里程標になるものと確信し、朝鮮労働党第2回初級党書記大会の開会を宣言しました。