金正恩総書記が国家宇宙開発局を現地指導しました
朝鮮労働党総書記で朝鮮民主主義人民共和国国務委員長の敬愛する金正恩同志が国家宇宙開発局を現地指導しました。
朝鮮労働党中央委員会の責任幹部たちが同行しました。
金正恩総書記は国家宇宙開発局の指導幹部から朝鮮労働党第8回大会と朝鮮労働党中央委員会第8期第4回総会で示された宇宙国防科学技術占領の目標達成のための科学研究及び開発の実態について詳しく聞きました。
そして、衛星搭載型光学撮影装備と映像送信機などのデータ送受信の通信装備、各種センサーの開発及び準備実態を把握し、最近の国家宇宙開発局の重要実験の結果についての報告を受けました。
総書記は最近の重要実験を通じて航空宇宙写真撮影方法、高分解能撮影装備のメカニズムと画像データ伝送系統の信頼度を確かめたことに大きな満足の意を表しました。
そして、重要実験を通じて地上の特定地域をテスト撮影した垂直及び傾斜撮影高分解能画像データを見て、画像合成処理技術と多量のデータ通信処理能力、制御コマンドシステムの正確度、通信暗号化技術など、国家宇宙開発局が最近、労働党の宇宙開発政策の実行で収めた成果を高く評価しました。
金正恩総書記は第8回党大会で示された国防力発展の5大重点目標の達成で偵察衛星の開発は極めて重要だとし、国家の戦争抑止力を高め、戦争対応能力を高める上で偵察衛星が占める戦略的意義について再三強調しました。
そして、偵察衛星の開発は単なる科学研究、偵察情報収集手段の開発である前にわれわれの自主的権利と国益を守ることで、堂々たる自衛権の行使である同時に国威を高めることだ、わが国家の戦争抑止力を高めて戦争対応能力を完備するための急務で、わが党と政府が一番の重大事と見なす政治・軍事的な先決課題、至上の革命課題だ、と述べました。
続けて、宇宙科学研究部門と国防科学研究部門の科学者、技術者が労働党の宇宙開発及び国防発展政策に則り、一致団結し、緊密に協力して党中央が示した期日内に朝鮮式の偵察衛星の開発を立派に完遂することを強調しました。
金正恩総書記は宇宙科学研究院と宇宙環境実験基地の建設のはかどり具合も把握しました。
総書記はわが国家が示した宇宙征服の高い科学技術的目標を達成するためには宇宙科学研究部門の物質的、技術的土台をしっかり構築するのが何よりも重要だとし、宇宙科学研究部門が持続可能な発展を遂げるよう国家的な援助を強め、重要措置を検討すべきだと述べました。
金正恩総書記は朝鮮半島と周辺地域でのアメリカ帝国主義の侵略軍と追従勢力の共和国敵視の軍事行動の性格を徹底的に監視、鑑別し、状況管理能力を高め、状況に応じて国家武力の迅速な対応能力を高めるのはわが党が重視する国家防衛力強化に関する戦略・戦術的方針だとし、その実行のための5ヵ年計画期間内の偵察衛星の開発、運用に関する目標を示しました。
そして、軍事偵察衛星の開発と運用の目的は、南朝鮮地域と日本地域、太平洋上でのアメリカ帝国主義の侵略軍と追従勢力の反共和国軍事行動の情報をリアルタイムで共和国武力に提供することだとし、そのために5ヵ年計画期間内に多量の軍事偵察衛星を太陽同期極軌道に多角配置し、衛星による偵察情報収集の能力をしっかり構築するとの国家宇宙開発局の決心を党中央は全幅に支持すると述べました。
金正恩総書記は宇宙、国防科学研究部門が党中央の戦略的意図を徹底的に実行するための科学研究に総決起し、決死の覚悟で奮闘して、党と革命に限りなく忠実な国防科学集団の英雄的気質を遺憾なく発揮するものとの期待を表しました。