チュチェの朝鮮の絶大な力、軍事的強勢を誇示
新型大陸間弾道ミサイルの試射を断行
金正恩総書記が大陸間弾道ミサイル「火星砲・17」型の試射を指導しました
朝鮮労働党総書記で朝鮮民主主義人民共和国国務委員長、朝鮮民主主義人民共和国武力最高司令官の敬愛する金正恩同志の直接の指導の下にチュチェ111(2022)年3月24日、朝鮮民主主義人民共和国戦略武力の新型大陸間弾道ミサイル「火星砲・17」型の試射を断行しました。
金正恩総書記は3月23日、新しく開発された朝鮮民主主義人民共和国戦略武力の新型大陸間弾道ミサイルの試射を断行することについての直筆の命令書を下達し、24日、試射現場を訪ねて大陸間弾道ミサイル「火星砲・17」型の試射の全過程を直接指導しました。
急変する国際政治情勢と日増しに加増する朝鮮半島地域の軍事的緊張の根源、核戦争の脅威を伴うアメリカ帝国主義との長期的な対決の不可避性による朝鮮革命の将来の要請を深く洞察し、歴史的な朝鮮労働党第8回大会で主体的な国防発展戦略と持続可能な核戦争抑止力強化の方針を示した金正恩総書記は、その実現のための重大な国防力の強化を陣頭指揮し、分けても、新型大陸間弾道ミサイルの開発を最も重大視して、毎日のように細やかに指導し、方向付けをして、「火星砲・17」型兵器システムを主体的な力の凝結に、自力更生の創造物に、共和国の戦略武力の核心となる打撃手段に、頼もしい核戦争抑止力の手段に完成して来ました。
金正恩総書記の独創的な自衛の国防戦略の思想を血潮たぎる胸に受け止め、総書記の直接の指導を受けて来た国防科学研究部門の科学者、技術者、英雄的な軍需部門の労働者は、英知を出し合い、不屈の精神を発揮して研究及び開発生産を推し進め、短期間に新型の大陸間弾道ミサイルを完成しました。
金正恩総書記は3月24日の午後、新型大陸間弾道ミサイル「火星砲・17」型の試射の準備状態を現地で具体的に把握した後、発射陣地に進出することを命じました。
総書記は発射陣地で発射準備の最終工程まで一つ一つ細心に指導し、共和国の国防力の変革的な発展ぶりを世界に誇り示す事変的瞬間をもたらすため試射に参加した国防科学者とミサイル兵を励ましました。
金正恩総書記が国防科学研究部門の指導幹部と共に発射総合指揮所を占めると、発射陣地とテスト観測技術ポスト、関連実験研究所に大陸間弾道ミサイル「火星砲・17」型の試射の戦闘警報が鳴り響きました。
ついで、総書記の発射命令が火力区分隊に伝えられ、戦略兵器の試射の任務を受けた赤旗中隊の中隊長が「発射!」号令をかけました。
瞬間、天地を揺るがす爆音と共に眩しい光が地面を灼熱し、朝鮮民主主義人民共和国の不可抗力そのものの巨大な実体が宇宙へ打ち上げられました。
大陸間弾道ミサイルの試射は周辺諸国の安全を考慮に入れて高角発射方式で行われました。
ピョンヤン国際空港で発射された大陸間弾道ミサイル「火星砲・17」型は、最大頂点高度6248.5キロメートルまで上昇し、1090キロメートルの距離を4052秒間飛行し、朝鮮東海の公海上の予定水域に正確に弾着しました。
このたびの試射を通じて兵器システムの全ての正数が設計上の要求に正確に到達し、戦時環境条件での迅速な運用信頼性を科学技術的に、実践的に保証できるということが明白に証明されました。
国家核武力建設の計画により、朝鮮民主主義人民共和国戦略武力が装備し、運用する超大型大陸間弾道ミサイル「火星砲・17」型兵器システムは、共和国をターゲットにした核戦争の脅威と挑戦を徹底的に統制し、いかなる軍事的危機にも攻勢的に対応し、共和国の安全を守る強力な核戦争抑止力としての使命と任務を頼もしく果たすことでしょう。
金正恩総書記は朝鮮民主主義人民共和国の新たな戦略兵器の出現は、全世界にわが戦略武力の威力を改めてはっきり認識させるだろう、これはわが戦略武力の近代性とそれによる国家の安全に対する保証と信頼の基礎をさらに揺るぎないものとする契機になるだろう、先端国防科学技術の集合体である新型大陸間弾道ミサイル開発の成功は主体的な力で成長し、切り開かれて来たわれわれの自立的国防工業の威力の一大誇示になる、と述べました。
そして、今日のこの奇跡的な再度の勝利は、あらゆる困難の中でも国の安全と子々孫々の永遠の安泰のために一致団結してわが党の自衛の国防建設の路線と核武力建設の路線を無条件的に支持し、支えてくれた偉大な朝鮮人民が収めた誉れ高い勝利だと宣言しました。
続けて、国の安全と未来のあらゆる危機に対応し、強力な核戦争抑止力を質、量の両面で持続的に強めるわが党と政府の戦略的な選択と決心は揺るぎないものだとし、比類なく圧倒的な軍事的攻撃能力を持つのは最も頼もしい戦争抑止力、国家防衛力を整えることになる、これからも国防力を引き続き強めることに国家の総力を最優先的に結集するだろう、これは自分の尊厳と自主権、平和を守るため、わが祖国と次の世代の永遠の安全のためのわが党の決心で、人民自らの崇高な選択だ、と述べました。
金正恩総書記は誰であれ、わが国家の安全を侵そうとするなら、必ず凄絶な代償を払うと言うことをはっきり思い知らせるべきだとし、わが国家防衛力はいかなる軍事的脅威と恐喝にもびくともしない強力な軍事技術力を整え、アメリカ帝国主義との長期的な対決を徹底的に準備するだろうと述べました。
そして、朝鮮民主主義人民共和国戦略武力はアメリカ帝国主義者のいかなる危険な軍事的企みも徹底的に阻止し、抑止する用意万端の態勢にあると確言しました。
金正恩総書記は共和国の戦略的地位を世界に誇り示すのに貢献した赤旗中隊の戦闘員と主要国防科学部門の人たちと共に意義深い記念写真を撮りました。