朝鮮労働党中央委員会政治局協議会が又もや行われました
朝鮮労働党中央委員会政治局が5月15日、またもや緊急協議会を招集し、防疫対策について協議しました。
敬愛する金正恩総書記が協議会を指導しました。
協議会には、朝鮮労働党中央委員会政治局常務委員会委員と党中央委員会政治局委員、委員候補が参加しました。
国家非常防疫部門の活動家と保健省の責任者がオブザーバーとして参加しました。
政治局は、5月15日の現時点での伝染病の拡散状況についての国家非常防疫司令部の報告を聴きました。
協議会では、国家防疫システムがトップレベルの非常防疫システムに移行した以降、全般的な防疫実態を再チェックし、医薬品の供給で現れた偏向を早急に直すための問題が集中的に協議されました。
総書記は、全国的な医薬品供給状況について触れ、党中央委員会政治局が伝染病の拡散状況を迅速に抑制、管理するため国家予備医薬品を緊急解除して早急に普及するための緊急指示まで下し、全ての薬局が24時間運営システムに移行するよう指示したが、今まで動員力と実行力に欠け、医薬品が薬局に適時に供給されていない現状を分析しました。
総書記は、国家が調達する医薬品が薬局を通じて住民に適時に、正確に届いていないのは、その直接の実行者である内閣と保健医療部門の活動家が今の危機に対する正しい認識を持たず、人民への献身的奉仕精神を口先で言いながら積極的に乗り出さないことに起因するとし、内閣と保健医療部門の無責任な態度と組織実行力を厳しく批判しました。
そして、党政策の実行を法律的に強力に裏打ちすべき司法、検察部門が医薬品の保障に関する行政命令が迅速に、正確に施行されるよう法律的監視と統制をまともにできず、全国的に医薬品の取り扱い及び販売で現れる色々な否定的偏向を直さずにいることを指摘し、厳しい時局に至ってさえ何の責任感も、呵責も覚えず、何の役割もできずにいる中央検察所所長のサボタージュを辛らつに叱責しました。
また、防疫活動の全般で現れている一連の偏向について指摘し、早急に直すための実務上の対策を取りました。
総書記は、人民軍の軍医部門の強力なチームを投入してピョンヤン市内の医薬品供給活動を即時に安定させるための朝鮮労働党中央軍事委員会特別命令を下達しました。
総書記は、全ての指導メンバーが最大の発奮力と闘志、非常な能力と知恵を発揮せずには今の防疫戦争で戦略的主導権をしっかり握ることができない、厳しい防疫戦争で高度の緊張さと警戒心を堅持し、全ての活動を科学的に細かく手配していささかの手抜かりや欠点も許してはならない、活動家が中身のある活動、中身のある結果で防疫闘争を主導すべきだ、と述べました。
総書記は、国の今の防疫状況についての詳細な分析に基づいて防疫政策をより効率的に実行するための方途を協議し、当面の闘争方向と目標を示しました。
協議会ではまた、非常防疫活動に対する国家の行政統制力を一層強めること、薬局で医薬品の取り扱いの衛生安全性を徹底的に保障すること、防疫活動に対する法律的統制の度合いを一層高めること、国家的な危機対応能力を高めることなどが協議されました。
総書記は、党中央委員会政治局協議会を終えるその足でピョンヤン市内の薬局を訪れ、医薬品の供給実態を直接把握しました。
朝鮮労働党中央委員会政治局常務委員会のチョ・ヨンウォン、キム・ドクフンの両委員とチェ・ギョンチョル保健相、党中央委員会関係部署の幹部が同行しました。
総書記の指示によって党中央委員会政治局委員、委員候補がピョンヤン市内の各薬局の実態を現場で調べました。
総書記は、テドンガン区域にあるいくつもの薬局に寄って医薬品の供給及び販売の状況について細かく調べました。
総書記は、トップレベルの非常防疫システムが稼動した以降、何の医薬品が供給されたのか、医薬品を規定通りに保管しているか、薬局が24時間サービスシステムに移行したのか、患者が訪れた時に相談はするのか、解熱剤と抗生物質にどんなものがあるのか、今、住民の需要が一番多いのは何の医薬品なのか、その価格はいくらであるのかを細かく訊きました。
総書記は、医薬品の供給システムの欠点を直し、医薬品の輸送のための強力な実行対策を立てるよう再度強調しました。
総書記は、今、全般的な薬局が機能を全うするように整えられず、ショーケースの他に薬品保管場所もまともにない劣後状態にあるとし、販売員が白衣も纏わず販売をしている実態と基準に到達しない衛生環境についても指摘しました。
総書記は、今の防疫対戦は徹底して人民のための防疫、人民自身が主人になって施行する人民的な防疫だとし、全ての活動家が祖国と人民の安全を全て責任を持つという心構えで人民のために滅私奉仕すべきだと改めて強調しました。