協議会には朝鮮労働党中央委員会政治局常務委員会委員、党中央委員会政治局委員と委員候補が参加しました。
国家非常防疫部門の人と保健省の責任者が傍聴しました。
政治局は5月20日現在、伝染病の拡散状況についての国家非常防疫司令部の報告を聴取しました。
協議会では先ず、国の全般的な伝染病の拡散状況が安定的に抑止、管理されていることに合わせて、党と国家の防疫関連の政策をより効率的に調整し実施するための問題が協議されました。
政治局は国家防疫システムを最大非常防疫システムへと移行させることについての党中央の決定と指示に従い、悪性伝染病との戦争で英雄の朝鮮の力、英雄の朝鮮の精神を世界に誇り示すための全人民の防疫闘争が展開されて、全国的な拡散状況が次第に抑止され、全快者の数が日増しに増える一方、死亡者数は著しく減っているなど、全般的地域で安定を維持していることを評価しました。
そして防疫関連の政策を形勢にあわせて絶えず機動的に調整し、最適化し、それに伴う国家戦略と戦術を選ぶことにより、防疫全般で引き続き勝勢に乗じると共に、経済全般を活性化するためのあらゆる対策を講じることを強調しました。
また、パンデミックの悪性伝染病の発生以来、2年越しに朝鮮労働党が維持してきた防疫関連の措置と目下国家防疫ガイドラインと規定、実行の過程に得た経験と教訓について、全党に改めて想起させ、身につけさせて、今の危機状況を乗り切る上での党組織の任務と役割、党員の使命を再度認識させ、人民皆をさらに自覚させるべきだと述べました。
さらに伝染病の拡散を最大限抑止し、発熱者と診断確認者への医療上の対策を改善し、朝鮮労働党が示した諸般の防疫原則と措置を一貫して堅持することにより、われわれの保健を固く守るための重要課題と方途について強調しました。
そして医療従事者の健康保護と生活保障に力を入れ、共産主義的美徳と美風をわれわれの社会の素晴らしい作風として培養し、愛国主義と集団主義、社会主義の精神を強めて、悪性ウイルスとの全人民抗争で必ず偉大な勝利を勝ち取るべきだと述べました。
また、国が直面した防疫危機を前にした党の任務、党の役割、党活動家の責務について改めて強調し、人民が恐れ、心配し、苦悶するところに党組織と党活動家があるべきだ、人民への限りない献身と変わりのない衷心を持って、人民防衛、人民死守の防弾壁になるべきだと述べました。
協議会では伝染病に対応するための医療ケアの手配を担当した地区別治療中心を儲け、全国的な医療チームのバランスの取れた配置を実施すること、ピョンヤン市と各道、区域、郡に医薬品の普及中心と医薬品の普及拠点を設置し、医薬品の供給の効率と迅速さ、安全性を高めること、効能の高いコリョ薬を治療に積極的に利用すること、製薬工場の生産能力を高め、必需薬品と常備薬の品種を増やすこと、保健医療部門の物質的・技術的土台をさらに強めるための抜本からの対策を強く講じることが協議され、政策上の関連措置が取られました。
協議会では次に党中央委員会第8期第5回総会の準備の一環として、2022年の上半期の党と国家政策実行状況を全面的に把握するための実務指導グループを各道に派遣する問題が協議されました。
そして実務指導グループが革命発展の要請と移り変わる情勢の推移と環境に合わせて、その地域の党の政策実行を先導する地元の党と政権機関、勤労者団体の機能と役割をさらに高めるためのことを、発展の見地から積極的に指導し援助しなければならないと述べました。
また各道に派遣する幹部たちが、党と人民が与えた重任を重く受け入れ、現地で実態を正しく把握したのに基づいて、革新的な対策を見つけ出し、党中央委員会総会に報告して、相応の決定に盛り込むようにするべきだとし、方途となる問題も明らかにしました。
政治局協議会では、政治局常務委員会委員と党中央委員会書記たちを基本として、党中央委員会の関係部署の人と内閣、司法検察部門の必要な人員を含める実務指導グループを立ち上げることにし、グループの担当地域と任務の分担など詳しいことを手配しました。