朝鮮労働党中央軍事委員会は国の防衛態勢をあらゆる面から強め、敵のいかなる核戦争の脅威と挑戦にも迅速に対応し、徹底的に管理統制するために自衛の核戦争の抑止力を強める引き続く軍事活動を精力的に導いています。
朝鮮労働党中央軍事委員会は核反撃想定総合戦術訓練を組織し、指導したことに次いで3月21日から23日までの3日間にかけてまた他の軍事的攻撃能力のデモンストレーションとして敵に実質的な核危機を警告し、自衛の核戦力の信頼を検証するための訓練を指揮しました。
3月21日から23日まで新たな水中攻撃型兵器システムのテストが行われました。
共和国の国防科学研究機関は今から11年前の2012年から現代の戦争様相を研究し、帝国主義侵略軍隊の軍事的技術的優勢を牽制する自衛力強化の発展方向を規制し、新たな作戦概念から出発した水中核戦略攻撃兵器システムの開発を行って来ました。
2021年10月、国防発展展覧会「自衛-2021」で党中央委員会政治局にこの水中核戦略兵器システムが非公開で報告されました。
この秘密兵器は、朝鮮労働党第8回大会で「核無人水中攻撃艇『津波』」に命名され、党大会以来この2年間50回以上の様々な最終段階のテストが行われました。
水中核戦略兵器の使命は、密かに作戦水域へ潜航して水中爆発で超強力な放射能の津波を起こして敵の艦船集団と主な作戦港を破壊し、消滅することです。
この核無人水中攻撃艇は任意の海岸と港、また水上船舶に曳船して作戦に投入することができます。
3月21日、ハムギョン南道リウォン郡沖から訓練に投入された核無人水中攻撃艇は、朝鮮東海に設定された楕円及び「8」型の針路を80~150メートルの深さで59時間12分間潜航して、3月23日午後敵の港を想定したホンウォン湾水域の目標点に到達し、テスト用弾頭が水中爆発しました。
テストの結果、核無人水中攻撃艇の全ての戦術的技術的諸元と航行技術的指標が正確に評価され、その信頼と安全性が検証され、致命的な打撃能力を完璧に確証しました。
3月22日、戦略巡航ミサイル部隊を戦術核攻撃任務遂行の手順と工程に熟達させるための発射訓練が行われました。
訓練の前に、核攻撃命令認証の手順と発射承認システムなど技術的及び制度的メカニズムの稼働の正常性とシステムの安全性を再検討し、それによる戦略巡航ミサイル区分隊の行動組織法と服務動作を繰り返して熟達させるための訓練がありました。
戦略巡航ミサイルには核弾頭を模擬したテスト用弾頭が装着されました。
ハムギョン南道ハムフン市フンナム区域チャクト洞から発射された2基の戦略巡航ミサイル「矢-1」型と2基の「矢-2」型は朝鮮東海に設定された1500キロと1800キロ範囲の距離を想定した楕円及び「8」型飛行軌道をそれぞれ7557~7567秒間と9118~9129秒間飛行して目標を命中打撃しました。
発射訓練では、巡航ミサイルの超低高度の飛行テストと変則的な高度コントロール及び回避飛行能力を判定するテストも行われました。
そして機種別でそれぞれ1発ずつ設定高度600メートルでの空中爆発打撃方式を適用し、核爆発のコントロール装置と起爆装置の作動信頼を改めて検証しました。
重要兵器のテストと発射訓練は周辺国の安全に何の悪影響を及ぼしませんでした。
そして、われわれの忍耐と警告を無視したアメリカと南朝鮮当局の無謀な軍事挑発策動が加増するほど、われわれはあくまでもっと圧倒的に、もっと攻勢的に強力に対応して、敵の共和国侵略の企みをそのつど無力化させ、人民の平和な生活と未来、社会主義建設偉業を頼もしく守らなければならないとし、当面の戦闘的課題と恒久方針を示しました。
そして徹底的な戦争抑止力の圧倒的デモンストレーションでアメリカと傀儡集団の選択に絶望を持たせ、地域で軍事同盟強化と戦争演習拡大を通じて得ることより失うことがもっと多く、更なる重大な脅威に近づくことになると言うことを自ら認めるようにするだろうと言いました。